女性必見!護身グッズの重要性
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防犯マム
2016年、埼玉県朝霞市で当時中学1年だった少女が行方不明となり、2年後に保護された事件をご存じでしょうか。少女は自宅前で見知らぬ男にフルネームを呼ばれ、呼び止められたあと、犯人の車に乗せられ、2年間監禁されました。犯人は「少女を見かけて自宅まで尾行し、玄関前にあった傘に書かれていた名前を確認した」と供述しています。
多くの親は子どもに「知らない人についていかない」と教えていますが、もし知らない人に名前を呼ばれた場合、どう反応するでしょうか。自分の名前を知っていることで「知っている人」だと思い、心を開いてしまうかもしれません。通学路では毎日同じ道を通るため、目をつけられやすい状況です。犯人が犯行前に下調べをする可能性もあるので、登下校中や自宅周辺に不審者がいないか常に警戒するよう、子どもに教えましょう。
また、犯人に名前を知られない対策も重要です。先ほどの誘拐事件にあったように、自宅の庭や玄関前にフルネームがわかるものを置いておくのは危険です。
記名が必要なものは、一見してすぐにわかるような場所には書かず、イニシャルにするなどの工夫が必要です。どうしても目立つ記名が必要な場合は、記名部分を外側に向けないように意識しましょう。
学校指定のジャージに名字が刺繍されていることもありますが、近年では誘拐事件を受けて、必要以上に名前を示さないよう、刺繍をしない学校も増えています。登下校中、人とすれ違う際には、名前の刺繍部分をなるべく見せないよう注意しましょう。
迷子札として住所や電話番号を子どもに持たせる場合、外から見えない部分に書くか、個人情報をQRコード化し、一段階手間をかける工夫もおすすめです。
比較的リーズナブルな「名前を見せない」ためのグッズを紹介します。