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護身グッズ

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元刑事の立場から、護身グッズの重要性を日々実感しています。特に女性にとって、自己防衛のためのツールは心強い味方となりえます。ここでは、いくつかの護身グッズとその効果的な使い方について専門的な観点から掘り下げます。

1. 防犯ブザー

防犯ブザーは、護身グッズの中でも誰もが思い浮かぶと思います。その最大の特徴は、周囲に大きな音を発して助けを求めることができる点です。特に人通りの少ない場所や夜間において、助けを求めるための強力な手段となります。携帯性にも優れているため、普段のバッグに常に配置しておくことをおすすめします。緊急時には、ボタンを押すだけで作動しますが、周囲の状況を確認する冷静さも忘れないよう心がけましょう。必ず鳴らしながら逃げてください。相手に防犯ブザーを奪われると、川や遠くへ投げられてしまう恐れもあることも念頭に入れましょう。

2. ペッパースプレー(催涙スプレー)

ペッパースプレー(催涙スプレー)は、相手の視界を遮り、逃げるための時間を稼ぐときに有効です。使うときは、風向きの確認が必須です。誤って自身にかかってしまった場合、視界を失い、自身の安全が脅かされる可能性があります。特に、スプレーを使用する際には、事前のトレーニングとして的に向けての練習を行い、正確な射程距離や使用方法を体得しましょう。ヘアスプレーなどで練習するのも良いですね。

3. 警棒

護身用具の一つとして、警棒もひとつは持ちたいところ。相手に対する威嚇だけでなく、緊急時には実際に防御として使用可能です。使用する前に、適切な持ち方や力の入れ方を入念に練習することをおすすめします。警棒を携帯することに抵抗を感じる場合は、雨傘を代用することもできますが、強度の問題や適切なスイングや相手との距離感を理解するため、実際の警棒で練習することが望ましいです。

護身傘
[Security Umbrella] セキュリティセルフディフェンス傘
護身傘
セキュリティ SELFDEFENSE傘、ウォーキングステッキ
伸縮式警棒
車載用ポータブルハマーハンドル

4. 自己防衛術の習得

体力に自信のある方には、自己防衛術の習得を強くお勧めします。護身グッズをただ所持するだけでなく、それらを効果的に使用するためには、身体の動きを訓練し、筋肉の記憶を形成することが必要です。ただし、相手が力強い男性である場合、力で勝ることは難しいため、戦わずに「逃げる」ことを優先しましょう。「逃げる」ことが一番の護身なのです

結論

護身グッズは単なる道具ではなく、自己防衛の意識を高めるための重要な手段です。安心して日常生活を送るためには、適切な準備と知識、技術を身につけることが必要です。これが自分自身の安全を守る第一歩となります。今一度、それぞれの護身グッズに目を向け、その役割を再認識することが大切です。

ABOUT ME
かな
かな
元埼玉県警察官
小学生と幼稚園児の3人を育てる肝っ玉母ちゃん。
警察庁外国語技能検定の北京語上級。交番勤務時代には少年補導や保護者指導を経験。留置場の看守や刑事課での初動捜査ののち、県警本部で外国人の犯罪捜査に従事。
現在は企業や自治体の防犯セミナーに登壇。好きな音楽はGLAY、強火のオタクです。
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