防犯コラム

強盗に警戒しよう

強盗
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最近、関東で増えている緊縛強盗のニュースは、本当に心配ですよね。これらの事件は、闇バイトを利用した計画的な犯行が多く、私たちの安全が脅かされることが懸念されています。元刑事として、少しでも安心できるような基本的な対策をお伝えします。

まず大切なのは、周囲に目を配ることです。これは基本中の基本です。意識して自宅の周りや普段の行動を見直し、怪しい人や車がいないか、ちょっとした変化にも気づけるようにしましょう。特に、夜遅くや早朝に目につく不審な動きには注意が必要です。見慣れない車があれば記憶しておきましょう。

次に、近隣の方々とのコミュニケーションを深めることも大切です。お互いに異常を感じたときにすぐ連絡し合える関係を築いておくと、心強いですね。地域の防犯パトロールや町内会の活動に参加することで、皆で協力して安全を守る意識を高めることができます。

防犯設備の導入も有効です。例えば、監視カメラやセキュリティアラームを設置することで、犯罪を未然に防ぐ手助けになります。外から見える位置にカメラを置くと、犯行を思いとどまらせる効果が期待できますよ。見せる防犯として抑止につながります。

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万が一、侵入者が自宅に入ってきた場合の備えも考えておきましょう。冷静に行動し、自分や家族の安全を最優先に。無理に抵抗せず、相手の要求に従うことが大切です。その後は、すぐに警察に連絡し、状況を伝えることが重要です。

また、どんな家庭がターゲットになりやすいのかを一度考えてみましょう。実際に強盗の被害に遭っている人は高齢者や女性が多い傾向なのです。生活スタイルや貴重品の管理を見直して、目立たないよう工夫してみましょう。窓を閉めたり、外に貴重品を置かないようにするだけでも、犯罪者を遠ざける助けになります。

最後に、地元の警察や相談窓口はどこにあるのかを確認し、最新の犯罪情報を集めましょう。連日テレビや新聞などで報道されているので、注意深く見てみるのもおすすめです。少しでも安心できる環境を作れますように。

心配しすぎず、でも警戒は欠かさずに。皆で協力して安全を守りましょう。

ABOUT ME
かな
かな
元埼玉県警察官
小学生と幼稚園児の3人を育てる肝っ玉母ちゃん。
警察庁外国語技能検定の北京語上級。交番勤務時代には少年補導や保護者指導を経験。留置場の看守や刑事課での初動捜査ののち、県警本部で外国人の犯罪捜査に従事。
現在は企業や自治体の防犯セミナーに登壇。好きな音楽はGLAY、強火のオタクです。
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