「うちの子、大丈夫かな…?」
毎日、子どもたちの安全を願うママたちの気持ち、よ〜く分かります。私も小学生の子どもを持つ母親として、日々不安と隣り合わせです。
でも、安心してください!
最近のニュースでよく耳にする「子どもを狙った事件」は、決して他人事ではありません。でも、正しい知識と対策を知っていれば、防げる可能性が高まります。(完全に防げるとは言えません・・・)
今回は、私が長年培ってきた防犯のエキスパートとしての知識を活かし、ママ目線でわかりやすく解説していきます。
1. 最新の脅威を知ろう!
最近の事件では、SNSでの誘拐や、巧妙な手口による詐欺など、昔にはなかった手口が増えています。
- SNSでの誘拐: 子どもがSNSで知り合った人に会う約束をして、誘拐されるケースが増加しています。
- 巧妙な詐欺: 「お金を貸してあげる」などの甘い言葉で、子どもからお金を騙し取るケースも。
- ネットストーキング: ネット上で子どもを執拗に追跡する行為も深刻です。
2. 子どもの安全を守るための具体的な対策
では、どうすれば子どもを守れるのでしょうか?具体的な対策を5つ紹介します。
① 「知らない人に絶対についていかない」を徹底!
- 犯罪者に名前を呼ばれても、ついていかない!
- 遊びに誘われても、知らない人の車には絶対に乗せない
- 「お母さんに電話して確認してから」と教える
- 「何か困ったら、お店の人に助けを求めよう」と教える
② スマートフォンは危険!
- 低年齢でのスマホを持たせるのは危険!
- スマホを持たせる場合は、位置情報共有アプリなどを活用
- SNSの利用は厳しく制限!でも、縛りすぎずほどよく
- ネットトラブルに備え、相談窓口を教える
③ 子どもに「危険な場所」を教える
- 人通りの少ない場所、暗い場所、公園の奥など、危険な場所を把握させる
- 知らない人に声をかけられたら、大声で助けを求める練習をする
④ 防犯ブザーは必須アイテム!
- 常に持ち歩き、危険を感じたらすぐに鳴らすように教える
- 防犯ブザーの使用方法をしっかり練習させる
- 定期的に鳴らして電池残量や故障をチェック
⑤ 地域との連携が重要!
- 地域のパトロール活動に参加する!若い人もぜひ参加してみて
- 自宅に複数の防犯カメラの設置を検討する
- 地域の防犯情報などを収集する
3. 親も学び続けよう!
- 防犯に関するセミナーや講習会に参加する
- 最新の防犯情報を入手する。ネットで調べればたくさん出てきます
- 子どもとのコミュニケーションを密にする
4. まとめ
子どもたちの安全を守ることは、私たち親の責任です。
常に最新の脅威を理解し、適切な対策を講じることで、子どもたちは安心して生活ができます。日々進化する犯罪にも、私たち親が情報収集をして防犯情報にも乗り遅れないようにしましょう。
ABOUT ME
小学生と幼稚園児の3人を育てる肝っ玉母ちゃん。
警察庁外国語技能検定の北京語上級。交番勤務時代には少年補導や保護者指導を経験。留置場の看守や刑事課での初動捜査ののち、県警本部で外国人の犯罪捜査に従事。
現在は企業や自治体の防犯セミナーに登壇。好きな音楽はGLAY、強火のオタクです。