SNSにあふれる「闇バイトの募集」
bohan.mom
防犯マム
スマホ利用が低年齢化し、SNSを通じた子どもの性被害が増加しています。元刑事であり3人の子どもを育てる母親である私が、実際の事件例を交えながら、その危険性と家庭でできる具体的な防犯対策を解説します。
2023年、香川県内の女子中学生が、SNSで知り合った人に会いに行き、性的被害に遭うという事件が発生しました。こうした被害は、実は身近なところに潜んでいます。また、被害は女の子だけの問題ではありません。男の子が加害者や被害者になるケースも増えているのです。SNSの危険性は他人事ではありません。
お子さんが、深夜までSNSを利用していたり、見知らぬ人と簡単に友達になっていたりしたら要注意です。特に性的な内容のメッセージもやり取りできるので、大いに危険が潜んでいます。また、不安そうな表情を見せたり、特定の人物との連絡を隠す、高額なプレゼントを受け取っていたりする場合は、性被害に遭っている可能性があります。早期発見のために、子どもの変化に気づくことが重要です。
SNSの危険性を正しく理解し、子どもを守るための対策を講じることが大切です。今回紹介した対策を参考に、ご家庭でもできることから始めてみてください。
普段からお子様とSNSの使い方について、話し合っていますか?スマホを使うときの、メリット・デメリットをしっかり考えてみてください。このコラムが、親子でインターネットとの付き合い方について考えるきっかけになれば幸いです。