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友達から紹介されたバイト、安心? 子どもと確認したい「仕事の中身」

bohan.mom

「友達が紹介してくれたバイトだから大丈夫」。子どもからそう言われると、知らない人からの誘いより安心してしまうかもしれません。でも、紹介した人への信頼と、その仕事の安全性は別に確認したいことです。警察庁は、知人の紹介も、いわゆる「闇バイト」につながるきっかけになると注意を呼びかけています。

大切なのは、友達を疑うよう迫ることではありません。「誰が紹介したか」に加えて、「誰のもとで、何をする仕事なのか」を親子で確かめることです。今回は、応募前の会話に使える確認点をまとめます。

「その友達、大丈夫?」より「どんな仕事?」

最初から紹介者を否定すると、子どもは友達をかばうことに気持ちが向いてしまうかもしれません。「教えてくれたんだね。仕事内容を一緒に見せて」と、募集画面ややり取りを確認するところから始めましょう。

例えば「荷物を受け取るだけ」と説明されたら、何を、誰から受け取り、誰へ渡すのか。会社名や勤務先、担当者の連絡先は確認できるか。質問しても「当日教える」「詳しいことは別のアプリで」と話が進むなら、応募をいったん止める理由になります。

親子で見るのは、仕事内容・連絡・個人情報

一つ目は、説明と報酬が釣り合っているかです。短時間で誰でもできると強調する一方、なぜその金額になるか説明がない。募集時は配達だったのに、実際には現金を受け取るよう言われる。こうした食い違いを見過ごさないようにします。

二つ目は、連絡の進め方です。応募後に匿名性の高い通信アプリへ移るよう求められることは、警察庁が挙げる注意点の一つです。ただし、特定のアプリを使っているだけで犯罪と決めつけず、仕事内容を明かさない、判断を急がせるといった点も合わせて考えましょう。

三つ目は、個人情報の求め方です。本人確認があるだけで怪しいとは限りませんが、勤務先の実態が分からないまま、家族や友人の情報まで執拗に求められたら要注意です。「紹介だから」「有名な求人サイトだから」という理由で確認を省かないことが大切です。

断りにくいときの言葉を、先に用意する

相手が友達や先輩だと、返事を待ってもらいにくいこともあります。「家で確認してから返事する」「仕事内容が分かるまでは応募できない」。こんな短い言葉を、親子で一つ決めておきませんか。親からも「断りにくかったら、家で止められたと言っていいよ」と伝えておくと、会話を切り上げるきっかけになります。

もう返信した、情報を送った。それでも相談を

「どうして送ったの」と責めるより、まず「話してくれてありがとう。一緒に相談しよう」と伝えたいところです。怪しいと気づいたら、一人で相手との交渉を続けず、警察相談専用電話「#9110」や最寄りの警察署へ相談してください。目の前に危険が迫っているときは110番です。

友達を信じた気持ちを否定する必要はありません。信頼している相手からの話でも、仕事の確認はしてよい。その家族の共通ルールが、立ち止まる助けになります。

出典・確認日

警察庁「いわゆる「闇バイト」の危険性について」「正規の求人サイトに掲載されている有害求人情報に注意!!」。両ページとも発表・更新日の明記は確認できず。2026年9月29日確認。特定期間の事件集計ではなく、継続的な注意喚起を基にした実用記事です。

ABOUT ME
かな
かな
元埼玉県警察官
小学生と幼稚園児の3人を育てる肝っ玉母ちゃん。
警察庁外国語技能検定の北京語上級。交番勤務時代には少年補導や保護者指導を経験。留置場の看守や刑事課での初動捜査ののち、県警本部で外国人の犯罪捜査に従事。
現在は企業や自治体の防犯セミナーに登壇。好きな音楽はGLAY、強火のオタクです。
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