SNSで知り合った人に会いたいと言われたら。親子で決める「会う前」の3ルール

家庭のテーブルに置かれたスマートフォンと安全確認のチェックリスト
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SNSで親しくなった相手から「会って話したい」と言われたら。子どもにとっては、画面の向こうの人も「友だち」に感じられるかもしれません。

2026年10月10日の判決報道では、成人の男がTikTokで知り合った10代前半の女子児童2人に性暴力を加えた事件が取り上げられました。報道された事件の発生は2026年3月です。裁判所は成人側の「交際だった」とする主張を退けたと報じられています。

ここで子どもに「会ったあなたが悪い」と言ってはいけません。年齢や経験、立場の差を利用して近づき、秘密や恋愛感情を使って判断を揺らすのは大人側の責任です。警察庁も、子どもを性被害から守るのは保護者を含めた大人の責任だとしています。

1.「知らない人とは会わない」だけで終わらせない

ネットで何週間、何か月もやり取りをすると、本人には「知らない人」ではなくなります。ルールは「ネットだけで知り合った人と会う話が出たら、決める前に保護者へ見せる」と具体的にします。

相手が年齢や所属を名乗っていても、本当かどうかは画面上では確認できません。「親には言わないで」「二人だけの秘密」「断ったら嫌いになる」は、いったん立ち止まる合図です。

2.叱られない相談ルートを先につくる

スマホを取り上げられる、強く叱られると思うと、子どもは困っていても隠しやすくなります。「会いたいと言われた」「写真を求められた」と相談した時は、まず話してくれたことを受け止める約束をしておきましょう。

保護者に言いにくい時のために、もう一人の家族、学校の先生、相談窓口など、第二の相談先も決めます。危険を見抜く責任を子ども一人に背負わせない仕組みが必要です。

3.万一会う場面でも「戻れる計画」を

原則は、ネットだけの知り合いと子どもだけで会わないことです。それでも会う話が進んでいると分かったら、禁止して会話を閉ざすだけでなく、場所・時間・相手の情報を大人が確認し、子どもだけにしない対応へ切り替えます。

車や個室へ移動しない、位置情報と帰宅時刻を共有する、合図の言葉が来たら理由を聞かず迎えに行く、いつでも予定を中止できる。この「逃げ道」を先に決めてください。

被害や不安を打ち明けられたら

「なぜ会ったの」「どうして断らなかったの」と責めず、「あなたは悪くない」「今の安全を一緒に考える」と伝えます。やり取りは削除せず、画面やアカウント情報を保存し、緊急なら110番へ。性犯罪被害相談電話「#8103」、ワンストップ支援センター「#8891」、こども家庭庁の相談窓口案内も利用できます。

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ABOUT ME
かな
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元埼玉県警察官
小学生と幼稚園児の3人を育てる肝っ玉母ちゃん。
警察庁外国語技能検定の北京語上級。交番勤務時代には少年補導や保護者指導を経験。留置場の看守や刑事課での初動捜査ののち、県警本部で外国人の犯罪捜査に従事。
現在は企業や自治体の防犯セミナーに登壇。好きな音楽はGLAY、強火のオタクです。
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